C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

きりん座の銀河 NGC2403

予定の撮影が終わったものの薄明明けまではまだ間があるので、きりん座銀河NGC2403を撮ってみた。明るくて華やいだ感じの銀河でかつそこそこ大きいため撮影する人は多い。この撮影では失敗をやってしまった。眠気のせいか気が回らずか、RGBの撮影条件を間違えてしまった。2binとすべきところを1binでやってしまい、途中で「あれ? 何か変!!」とミスに気付いたが、やり直しの時間は無くそのまま続行した。2binを1binにすると明るさ半分になってRGBカラー画像の諧調が落ちてしまうので、これでLRGB合成すると色の薄い腑抜け画像になってしまう。QHY9カメラはbin毎にGainもOffset値も違うので面倒な点がある。Offset値が1binと2binで同一であれば設定ミスは無くせるので、どうなるか調べてみよう。

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撮影日時 : 2020.11.14 AM02:20~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射(F4,1000mm) + TMaxコマコレ+QHY9Mカメラ + Baaderフィルター
    EQ6Pro + ASI184M mini + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
L : 1bin 10分×9枚、RGB : 1bin 各5分×3枚、総露光時間135分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
     RGB画像を演算で2倍にしてLRGB合成