C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

NGC1555ハインドの変光星雲

前の記事でおうし座のハインドの変光星雲が登場したので、3年前2014年に撮影した
NGC1333(ハインド変光星雲)のデータを画像処理し直してUPしました。
ピントが甘い上に荒れ荒れの点はご容赦あれ。
中央寄り青い星の左上の赤い星に照らされている部分がその変光星雲ですが、星雲の
動きに連れて明るくなったり暗くなったりすることが変光星雲の由来だそうです。
この星雲を照らしている赤い星は、タウリT型と呼ばれる赤ちゃん星です。Tは星のスペクトル(色)が赤色のことですが、この星は太陽のように水素の核融合で輝いているのではなく、その前段階の重力収縮のエネルギーとリチウム燃焼で輝いているそうです。
写真の方は、見ようによっては懐中電灯でこちらを照らす天狗鼻の一つ目爺さんのようです。更には爺さんの後ろはヒキガエルの顔にも見えて面白い。

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撮影日時 :2014.11.22 PM23:02~ 撮影場所 : 愛知県茶臼山面の木

機材       : UNC25410(25cm,F4) + MPCC + Bitran BJ42L
      EQ6Pro +ASI120MM(オフアキシス) + PHD
撮影条件 : L :10分×10枚、RGB : 各10分×3枚 (計190分)
画像処理 :ステライメージ7,8、Photoshop CC