Sh2-132はHα流域とOⅢ領域が分離していているちょっと変わった星雲で、ガスのイオン化を担っている星は2個のウォルフ・ライエ星だとWikiに書いてあった。どの星だろうか。カブト星雲やバブル星雲だとガスを吹き飛ばしている中心星は分かり易いが、このSh2-132ではどれなのか皆目分からない。しかしこの星雲は撮った画像では明るくないので、画像処理してこれほどカラフルになるとは思わなかった。次はもう少し短焦点で「ライオン星雲」らしく撮ってみよう。
撮影開始が深夜1時近くになり2時間弱で曇って撮影終了となったが、3時近くなのでもう東の空は薄っすら明るくなっていた。遠征と違ってすぐ寝れるのが良い。
(四角形画像は大きく表示されないので、横長にリサイズして再up、記事も加筆修正)
撮影日時 : 2020.06.20 AM00:50~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : Ginji150+QBPﾌｨﾙﾀｰ+MPCC+BJ42Lｶﾒﾗ+ZWO LRGBﾌｨﾙﾀｰ
SynScan On GPD + ASI174M mini + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度0℃
L : 1bin 10分×6枚、RGB : 2bin 各5分×3, 総露光時間105分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC, StarNet++
