C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ナローでIC1848赤ちゃん星雲

QHY9カメラのバッテリに22Ahを使い、IC1848を3時間ほど撮影してみた。当初予想はカメラの消費電力は12Vで2~3Aなので3時間なら楽勝、バッテリ残量は80%と予想した。ところが終わってみたら残量が10%、わおっ!。3日前に確か満充電にしたはずだよなぁ…。夏に2時間ほど同じようにやってみた時は残量は100と楽勝だったので、ちよっと寒くなった途端にこれほど落ちると予想しなかったが、良い勉強になった。

IC1848をHα・OⅢ・SⅡとも10分露光画像を見た所、OⅢとSⅡは極めて薄っすらでこれではハッブルパレットは使えない。OⅢがSⅡと大差なしには意外だった。取敢えずそれぞれ1時間づつ撮影して終了したが、OⅢとSⅡだけそれぞれ1晩づつ撮らないと話にならない感じだ。
下の写真は180度回転させて上向き赤ちゃんに。

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撮影日時 : 2017.11.29 PM22:17~ 撮影場所 : ベランダ(刈谷市)
機材       : FC100+FC35 (528mm, F5.2) + QHY9S-M
               EQ6Pro + ASI120MM + PHD
撮影条件 :冷却温度-15℃、Gain 11, Offset 112
              Hα、OⅢ、SⅡ 各10分×6枚 露光時間計 180分
画像処理 : ステライメージ8,Photoshop CC
               擬似カラー合成後、ステライメージのマトリクス色彩補正を使って背景・
     星雲・星の色を補正。