C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2017-01-01から1年間の記事一覧

や座の団子 Sh2-82

6/16金曜夜ながら段戸山には私1人だけでしたが、牛舎裏の駐車場は逃げ出したるなるほど糞臭が時折漂い、これではなぁぁと納得。牛さんたちは牛舎にはいないので、肥料でも作っているのか、それにしても強烈でした。さて写真の方ですが、さくら餅にシロップを…

撮影失敗でも天の川

久々にCanon Kiss X2を遠征に持って行き、星景写真の撮影に使いましたが、カメラ設定を見逃しで撮影失敗となりました。PCにデータを移した時に、RAWではなく JPGでかつ低解像度の設定になってたことが分かりガガガーーン( *´艸`)。 拡大すると荒れ荒れの画…

はくちょう座くび辺りの星雲

はくちょう座の首辺りの一角では目立った星雲はクレセントやチューリップですが、200mmで撮ると星々も一杯で、これら以外の星雲はさほど目立ちません。なので趣向を変え、星々を目立たないようにして星雲を引き立てるように処理してみました。わぉっ、と云う…

土星で比較したらモノクロに軍配

土星をカラーとモノクロの惑星カメラで撮影して比較してみました。 結論から言えば、モノクロに軍配が上がりました。 使用機材 望遠鏡は25cm反射(F4)+5倍バーローレンズ+1.6倍バーローレンズ 撮影条件 カラーカメラ QHY5P-Ⅱ,800x600,ビニング2 モノクロカメ…

惑星カメラはモノクロとカラーどっちがいいか

6/14にやっと大赤斑を撮れる機会が来ました。大赤斑は2日に1回は廻って来るのですが、我家のベランダで撮るには結構視界の制限があるので、4日に1回くらいの頻度になります。これと晴れ確率との掛け算ですから、撮れる機会はグッと減ります。 さてこの夜は、…

反射望遠鏡の短焦点化は面倒

反射鏡筒でレデューサを使うための主鏡移動方法について残しておこうと思い記事にしました。私が使っている25cm反射鏡筒(ドイツTeleskop Service社製UNC25410)で、チェコ製ASA 2korrレデューサ(0.73倍)を使うとF4がF2.9になって大変魅力的ですが、レデューサ…

6/8の木星と土星

6/8は良く晴れて満月1日前の月夜ながら、いて座の四角形がベランダでも見えました。最初に天頂に近くなった木星を、次いで3時間後に南中ちょい前の土星をカラーの惑星カメラで撮影しました。望遠鏡は数日前に主鏡位置を元に戻した25cm反射を使いました。木星…

青緑の衣を脱いだクレセント星雲NGC6888

緑や青緑のガスに包まれた星雲写真は良く見かけますが、デジカメではこの星雲にまとわりつく青緑のガスは写ってくれません。淡くとも写らないかとやってみたものの、やっぱり青も緑もかすりませんでした。( ˘ω˘ ) デジカメに使えるナローフィルターは持って…

さそりを照らすIC4601

この星雲はヘッドライト星雲の名があり、そう言われてみれば・・・です。 直ぐ近くのIC4592(青い馬の首星雲)の方がメジャーですが、私はこれを撮れる短焦点望遠鏡を持っておらず、このマイナーな方を撮ってみました。 青い星雲は割にくっきり写ってますが、…

彗星2つ

彗星が賑やかですね。と言う事で3年半ぶりに私も撮ってみました。天頂付近のうしかい座にあるC2015V2(ジョンソン)と北東の空に上がって来たヘルクレス座の41P(ジャコビニ・タットル・クレサーク)の2つです。 2分露光でそれぞれ10枚ほど撮りましたが、メトカ…

天の川に賑わう駐車場

前掲の写真を撮った5/27の茶臼山面の木駐車場での一コマです。ひどい夜露でレンズが曇ってしまいましたが、曇る前に撮ったデータのうち車のライトで被ったものを除いて使えそうな写真データで合成してみました。 ISO1600で2分も露光すると空はかなり明るく写…

賑やかこぎつねNGC6820

快晴のこの夜、茶臼山面の木駐車場はもうすぐ満杯の状態でしたが、40cm巨砲の観望組の隣に何とか場所は確保できました。撮影を始めた頃には露が激しくなり、星景写真を撮ろうと準備した広角レンズは結露で使えずとなりました。広角レンズでの有効な結露対策…

天の川での赤い蝶と小鹿の風景

いて座は星の密集度の高く、双眼鏡や望遠鏡で見ると「ヒュー」とついため息が出ます。取分けスタークラウドの星々のキラキラ度合いは格別だなと感じます。天体写真でのスタークラウドは別名「バンビの横顔」と呼ばれてますが、IRブロックフィルターを外した…

夜空のペリカンと言えば IC5067

機材の設置位置がまずくて、当初予定していた撮影対象が、撮影開始後1時間で木陰に入ってしまうと言うヘマをやらかしてしまい、場所変えの時間もないので、別の対象にしました。大阪のオバちゃんに怒られているペリカンなら、丁度カメラ視野サイズに収まりま…

わし座の3本洞窟

わし座は普通の望遠鏡やカメラレンズでは写真ネタの乏しい星座ですが、ひこ星と隣のγ星の色の対比が綺麗なので、3本洞窟を入れて撮ってみました。中心近くの青いヤツがひこ星ですが、左上の赤っぽいのがγ星(Trazed)です。ひこ星は数億歳の若い高温星ですが、…

おどろおどろしきメデューサ風のSh2-64

メデューサ星雲と言えばふたご座のSh2-274になるのですが、もうひとつマイナーなメデューサ星雲がへび座にあります。最初のSh2-274はそこそこ明るいので撮影している方は多い星雲です。と言っても私は未だ撮った事がありません。 今日の写真はマイナーな方の…

でっかい星雲Sh2-27

さそり座の上のシャープレスカタログSh2-27星雲は、星景写真などではうっすらと写っている星雲です。この星雲だけを撮ってましたが、改めてホントに大きいと感じました。下の写真はAPS-C一眼デジカメ+レンズ70mmで撮ったものですが、これだけでは大きさが分…

木星の宵

今年のゴールデンウィークは珍しく晴れ日が続き、夜には心地よい風を受けつつ木星をじっくり観望できました。惑星観望には双眼装置を使うと見易くて疲れません。それと立体的に見えるので不思議な気分になります。単眼ではガリレオ惑星は木星の横に並ぶだけ…

色づいた月

月の写真はグレーススケール調が多いのですが、眼視でも天頂近くではまさにグレーススケールであり、写真では色を強調してしまうとどうも綺麗に見えずカラーでの強調はしない方が無難となります。 ところがRGBでのカラー強調ではなく彩度を上げてみると、岩…

さそり座のカラフル外 Sh2-1とSh2-7

4月下旬になって面の木駐車場は工事終わってやっとオープンしました。待ちかねたように星屋さん達が大勢来ましたが、いつもの星友さんたちの声が聞こえず、どうしたんだろ。GPVだと00時辺りから曇るかもと言う微妙な予報だったので、ははぁ、一晩快晴予報の…

凛々しい子持ち銀河も良いもんだ

M51は割と明るくて撮り易いのですが、小型望遠鏡だと流石に小さくて迫力がありません。 過去VC200L鏡筒で撮影して、処理した画像を見た時には感動ものでした。VC200Lは手放してしまったので、小型の焦点距離528mmではどうかなと敢えて撮ってみました。 んで…

堂々たるくじら銀河NGC4631

茶臼山の面の木駐車場は更新工事で閉鎖されていて利用できないため、段戸山牧場への遠征が続きました。牧場の牛舎裏駐車場は牛糞の香しい臭いが漂っていて、時々強烈な一瞬があります。牛舎は寒い時期だけ牛の寝床になるらしく、この時期だけは本来なら避け…

UNC254+2Korr のファーストライト M101

昨年秋に反射用レデューサASA 2KorrをTSから購入したものの、望遠鏡の改造に踏み切れずにいました。今年になってやっと腹を括り改造に着手し、最近やっと使えるレベルまでになりました。(結露防止の乾燥エア方式や低F鏡筒では必須の迷光反射防止など追加いろ…

Ginji150での銀河NGC4244とNGC4214

昨日に続いて小型望遠鏡での銀河ですが、りょうけん座のNGC4244と4214はカメラ写野に一緒に入る上に、割と大きく写るので、結構見栄えが良いです。(左がNGC4244) 望遠鏡は笠井のGinji15cmを使いました。このGinji15cmは昨年11月にヤフオクでゲットしたもので…

銀河撮影エリアの事前チェックは便利

銀河は長焦点望遠鏡で撮るものと思ってましたが、今年から500~600mmの小型であれこれ撮ってみようと始めてみました。銀河自体は大きく撮れませんが、その代わり写野内に複数の銀河を配置できます。 ステラナビの星雲・星団メニューにあるPGCボタンを押すと…